ゼロイチエンジニアリング、始めます

ゼロイチエンジニアリング、始めます

お気持ち表明の巻

2021/10/18

はいどうもー。
はじめましての方も、ご無沙汰しておりますの方も、いつもありがとうございますの方も、改めましてこんにちは。クドウマサヤです。
この度「ゼロイチエンジニアリング」というプロジェクトを始めます。
私はこれまでWebエンジニアとして約12年間勤めてきた中で、新規サービスの立ち上げに数多く携わらせていただきました。また、シード期のスタートアップにおいてCTOも経験したことで、技術や経営に関してのご相談をいただく機会が増えました。
そんな中で、これまで培ってきた自分の知識や経験がいろんな方のお役に立てるかもしれないと感じ、このプロジェクトを立ち上げることにしました。

なにをするのか

当面の活動として中心となるのは、コンサルティング業となります。ビジネス面の相談にも積極的にのる技術顧問といったニュアンスが1番近いでしょうか。
  • システム開発のことは経験がなくてわからないけど、作りたいものがある
  • システムを作ったものの、機能や開発組織に課題感を感じていて、改善したい
こういった方々からお話を伺い、課題点を明確化し、解決策をともに考え、良いプロダクトを作るためのサポートをさせていただきます。
また、そのような活動を通して知見を集め、今後はゼロイチに役立つ情報発信をしたり、ツールを作ったりしていきたいと考えています。

ゼロイチで大事なこと

このプロジェクトにおいて、エンジニアリングのことを「事業の不確実性を効率よく減らすためのアクション」という風に位置づけています。
新しく事業を始める場合、不確実性が高い(事業が軌道に乗るかわからない)状態が大半です。また、予算も限られていることが多いと思います。
ではコストを抑え、不確実性を減らすにはどうしたら良いのでしょうか。
そこで重要となるのが、仮説検証をベースとした経営を徹底し、MVP(Minimum Viable Product)を作ることだと思います。私はこれらの大切さをスタートアップの開発現場で身を持って学んできました。
様々なご相談をいただく中で、意外とこういった考え方がまだまだ知られていないことに気づきました。ついなんとなくで意思決定しちゃってたり、あれもやりたいこれもやりたいと機能過多なプロダクト作ろうとしちゃったり。
でもそういったことを徹底することの難しさだったり、色々やりたくなっちゃう気持ちもすごいわかるんですよね。自分もそんな失敗をたくさん重ねてきたので。

銀の弾丸はない

エンジニアはたまに「銀の弾丸はない」といったセリフを使います。フレデリック・ブルックスというレジェンド的なエンジニアが論文内で用いた一節です。
ブルックスは、「銀の弾丸」(Silver Bullet)として、魔法のように、すぐに役に立ちプログラマの生産性を倍増させるような技術や実践 (特効薬) は、今後10年間(論文が著された1986年の時点から10年の間)は現れないだろう、と記載した。 銀の弾とは、銀で作られた弾丸であり、西洋の信仰において狼人間、悪魔を撃退する際に用いるものとされていた。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E3%81%AE%E5%BC%BE%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AA%E3%81%84
これはプログラマの生産性に対しての比喩表現ですが、新規事業に対しても同じことが言えると思っています。どんな事業でもこうすれば絶対うまくいく!なんて魔法のような特効薬はないんですよね。
こうしたら良いというベストプラクティスはいくつかあっても、事業領域や資金状況、メンバーのポテンシャル、目指す方向性やスピード感によっても優先すべき選択肢は全く異なります。
そんな無数の選択肢の中から、絶対にうまくいく方法は私もわかりません。でも自らの経験上、これは明らかに地雷だなとか、ここは先回りして手を打っておいた方が良いといった勘所はある程度見抜けると自負しています。
ゼロからイチを生み出すというチャレンジャーに、このルートが良いんじゃないかと道を示したり、どこに向かうか共に悩んだりする、良きパートナーでありたい、そういう風に思っています。

もうひとつお知らせ!

実はもう実績もひとつ出来ていまして、「健太塾」というプロ卓球選手によるオンラインサロンの立ち上げに、ゼロイチエンジニアリングをご利用いただきました。
健太塾のスタッフであり、元バーテンダーでWeb制作は未経験の山崎さんが、↑のLP(ランディングページ)を作ったという興味深い事例となっています。山崎さんにインタビューも行わせていただきまして、近々ゼロイチエピソードとして公開予定です。乞うご期待。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。もう30代になり世のために事を成したいなんてことも考え始める中で、自分にできるやり方で日本のDXに貢献できたらいいなぁなんて気持ちもちょっぴりあります。デジタル庁も発足していい感じに盛り上がってますしね。
まずは身近な方々にでも、エンジニアリングの面白さ、便利さをシェアして一緒に面白いプロダクトを沢山作っていけたらと思っています。ぜひ応援いただけたら幸いです。
もし、この記事をご覧の方でちょっと相談してみたいと思ってくださった方がいましたら、下記からお気軽にご連絡ください!
ではでは!

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